「憲法」さえも、ちゃんと勉強しない国会議員もいるそうだし、
司法(裁判所)は、もっと自信を持って判断して欲しい。
そもそも、裁判員制度とか・・・民主主義の要請を気にしすぎだよ。
そうだな。司法には「バランス」を取る役割をして欲しい。
立法や行政が暴走気味なら、ドンドン歯止め役を担って欲しい、
だいたい、そういう役割が存在意義なんだしさ(三権分立)。
少し、「政教分離」を掘り下げるか・・・
そもそもの、(政教分離)の根拠は、
①政治分断防止②宗教的マイノリティーの地位保護
などらしい。
①は、政治に宗教教義が持ち込まれたら・・・政治が成り立ちにくくなる、というもの。
②は、言わずもがな。
以上、基本です。
で、国の場合、地方自治法に見られるような住民訴訟の制度がない。したがって
例えば「内閣総理大臣の靖国参拝」などが政教分離原則に反しないか、は
「国家賠償請求」をするなどの方法しかない、そうだ。
が、最高裁はその損害賠償請求について否定的だ。
(以上、「憲法学読本第3版 安西文雄ほか」参照
自民党は、宗教を利用しすぎだ。その意味で「暴走」してる。
「ストップ」をかけられるのは、司法しかない。
が、その司法も「自ら」動くことはできない・・・のだろう。
みんなが、動く(投票や世論)しかないのだろうか・・・