便所の床が「ゲロ」まみれだった。
（便器まで嘔吐を我慢できなかった）
体重が40キロ台に近づくほど、落ちた・・・
支援員さんが、
「ニシダ君。痩せて羨ましいよお」
とおっしゃった。。。
でも、奇跡的に「依存症」にならなかった。
けっこう前なので、詳しくは忘れたが
「カネ」が無くなったのだ。
午前五時に自販機で酒の販売が始まった。
（そういう時代だった）
きっちり、五時に買いに行った。
（コンビニは恥ずかしかった）
10本ほど買っていたと思う。
で、夜にも数本。
ビールは吐き気が増すので、
酎ハイだ。
歯を磨いては、
飲んでは、
「吐いて」いた。
見つからないように・・・
（多分母ちゃんにも見つかっていない）
オレの場合、たまたま助かった。
なにかに助けられた、としか言いようがない。
森重さんは、そうはいかなかった・・・
けど、がんばっていらっしゃいます。
「依存」の人を冷たい目で見るのは簡単。
朝から酒飲んでる人は、オレだって
「気持ち悪い」と思っちまう。
でも・・・
本人は飲みたいワケでもなく、
「辛いん」だよ。
「助けて」と言ってるんだよ。
この記事に結論は無い。
ただ・・・
アルコール「依存症」の人は、
とても苦しんでいるんです。
それを、知ってください。
